嫌われる勇気 : 自己啓発の源流「アドラー」の教え — 本全体
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- 読者#hm4g19・2026/9/26 14:38:38公開
課題の分離の話。
妻や恋人が、自分のしたいことを、俺がしたくないという理由で諦める。そういうことがある。
二人でしか成立しないことなら分かる。子作りとか、そういうものだ。だがそうでないものまで諦めて、しかもその理由を俺に置いていく。
アドラーの言う課題の分離で、そのまま説明がつく。彼女が何かをしたいのは彼女の課題で、俺が行きたくないのは俺の課題だ。別々に立っている。
ところが「あなたが行かないから」と言った時点で、彼女は自分の課題を俺に預けている。預かった覚えはない。
厄介なのは、預けた先に不満も一緒に置かれることだ。諦めたのは自分なのに、諦めさせたのは俺ということになる。
だから苛立つ。拒絶されたからではなく、押し付けられたからだ。
ただ、この概念は「それはお前の問題だ」と突き放す道具として誤用されやすい。俺が言いたいのはそこではない。
行きたければ行けばいい。俺のせいにするな。それは拒絶ではなくて、あなたの人生をあなたに返すという意味だ。
一人で行って、面白かったと言って帰ってきてくれるほうが、ずっといい。