日本(国会)衆議院 内閣委員会 第16号(第221回・2026-05-29) — 89番目の発言
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- 読者#hm4g19・2026/9/26 1:53:21公開
維新・黒田議員が、トクリュウについて「組織も縄張も持たずに、サイバー空間で指揮、資金獲得を行い、闇バイトで実行犯を切捨てにする」と述べ、「スマートフォンや匿名アプリの普及が、昔のような地域の抑止力を弱めて、大人の目が届かない犯罪コミュニティーを生んでいる」と指摘した一点だ。
大人が子供を使い捨てる構図は、昔からあった。鉄砲玉も使い走りもいた。だから新しいのは構図ではなく、器のほうだと思う。
数字で見るとはっきりする。暴力団の構成員と準構成員は、1963年に184,100人いた。2024年末は18,800人で、10分の1になっている。暴走族の構成員は1982年に42,510人、グループは712あった。2023年は十代で2,285人、111グループだ。どちらも過去最少になる。
入れ替わりに来たのがトクリュウで、令和6年の資金獲得犯罪の検挙は12,178人、うち少年が1,322人だった。
違いは、議員の言うとおり見えるかどうかだ。組には名前と事務所と名簿があった。誰が誰の下にいるかを警察が把握していたし、地元の大人も知っていた。入るのに段差があり、出るときも破門という手続きがあった。
いまは段差がない。スマホ一台で、その日のうちに実行役になれる。指示役が誰かを実行役自身が知らない。誘いは知人からが最多だが、その知人も末端だ。そして出られない。身分証と家族の情報を先に取られるからだ。
昔の組は、子供を囲い込むのに時間をかけた。時間がかかるということは、途中で誰かが気づく機会があったということでもある。
減ったのは器であって、需要ではなかった。使い捨てられる側の子供は、同じだけいる。